私は宮藤官九郎さんの脚本が好きなのと柴咲コウさんも好きということで気になり見ることにしました。
最初は普通のカップルでどこから舞妓になるのかと思って見ていました。
相手役が阿部サダヲさんというのもまた絶妙でこれがとてもカッコイイ人だったら成り立たないなと思いました。
阿部サダヲさんの舞妓の追っかけっぷりがとても似合っていました。
舞妓の為ならなんでもする男とその男が好きすぎて振り向かせる為に自ら舞妓になりに京都にいくのがとても笑えました。
そんなにその男がいいのかと思うぐらいの男なのですが、案外いろんなアイディアを出して会社を盛り上げるのです。
そこに現れたので堤真一さんでした。スーパースターの役で阿部さんと争うのです。
堤さんは阿部さんの一つ先を毎回進んでいてそれを追いかけるようにと同じ舞台に立とうとします。
どんどん舞妓から離れていくのですが、少しパロディになってる感じで時間もあっという間に過ぎていきます。
舞妓になった柴咲コウさんは阿部さんにはバレずに舞妓を演じていました。
付き合っていたのにそんな気づかないものなのかと疑問に思いましたが、白塗りしていたり雰囲気が違うのでわからないものなのかと思いました。
舞妓になるにはどうしたらなれるんだろうと思っていましたが、それもちゃんと描かれておりこんな風に修行をしたり名前がもらえたりするんだと思いました。
笑いの中にもちゃんとした所もあり、舞妓がこんなにも大変な仕事と言うことも知りました。
たまに歌を歌ったりのミュージカルな感じもだしたり、そして京都の風景もとてもよかったです。
舞妓の追っかけからスーパースターにまでなるとは夢のまた夢の話ですが、それもまた面白かったです。
笑えて少しジーンとする場面もあり、軽く見れるのでとてもいいと思いました。