血の祝祭日

スプラッター映画の始祖、ハーシェル・ゴードン・ルイスの代表作。内容はエジプト料理店を営む男が古代エジプトの女神を甦らせるべく若い女性を惨殺してはその体の一部を神に捧げるというものだが、その殺人シーンが見せ場。ルイスのもうひとつの代表作である「2000人の狂人」もやはり殺人シーンが見どころ。

とはいうものの、世間一般では評価が低く駄作扱いされているようだ。日本でルイスの名がホラー・ファンの間で知られるようになったのがおそらく1985年あたりだろう。ちょうどビデオデッキの普及と折からのホラー映画ブームの時期だ。筆者がこの「血の祝祭日」を観たのは’91年、ブームが去ってからだった。そして数年前これらルイスの作品群がなんとブルーレイ&DVDで発売になった!こうして時代を超越してルイスの作品が語り継がれているのは、やはりルイスがただのC級ホラーの作り手ではないことの証なのだろうか。

私が所有しているDVDの副音声には日本のホラー映画関係者の対談が収録されているが、彼らもこの映画の駄作ぶりを指摘している。例えば照明のあて方がなってないなど…。

「2000人の狂人」で脚を斧で切断するシーンがあるがそれもモロに人形の脚とわかってしまうなど、低予算で撮ったんだなあと思ってしまう。まあ、60年代の映画だから特殊効果もロクになかったのだろう。まあ、そういった諸々のことも含めて筆者はルイスの映画が好きなんだろうな…。

あと個人的には未見だが「悪魔のかつら屋」が気になるところだが不勉強の為DVD化されているのかどうかわからないのだ…。